マレーシア親子留学の費用はいくら?家族4人で1ヶ月、総額121万円の内訳

マレーシア親子留学の費用:パスポート、リンギット、電卓、子どものリュック 英語・子育て・教育・運動・旅

この記事は、家族4人でクアラルンプールに1ヶ月暮らした記録の3回目です。1回目の記事では行き先を決めた理由を、2回目の記事ではプリスクールで起きたことを書きました。

「1ヶ月の親子留学って、結局いくらかかるの?」

出発前、私が一番知りたかったのはこれでした。調べると「1ヶ月30万円前後」という数字がよく出てきます。ただ、その多くは大人1人の語学留学か、お母さんと子どもの2〜3人の場合です。父親も一緒に行く家族4人の実費は、なかなか見つかりませんでした。

結論から書くと、マレーシア親子留学の費用は、家族4人・1ヶ月で約121万円でした。この記事では、その内訳を項目ごとに書きます。これから検討する方が自分の家族に当てはめて考えられるように、1人あたり・1日あたりの金額も出しています。

家族4人・1ヶ月の総額は約121万円

我が家は、私と妻、4歳と2歳の子どもの4人です。滞在したのはクアラルンプールで、期間は7月20日ごろから8月20日ごろまでの約1ヶ月です。

かかった費用の内訳は、次のとおりです。

項目 金額 割合
航空券(エアアジア直行便・4人往復) 45万円 約37%
現地の生活費(食費・交通費・観光など) 30万円 約25%
プリスクール(3週間・子ども2人) 25万円 約21%
コンドミニアム(1ヶ月) 15万円 約12%
海外旅行保険(4人) 5万円 約4%
SIM(25GB・2人分) 8,000円 約1%
合計 約121万円 100%

家族4人で割ると、1人あたり約30万円です。31日で割ると、1日あたり約3.9万円になります。

一番大きかったのは航空券の45万円

意外だったのは、費用の4割近くが航空券だったことです。現地で暮らすためのお金より、行って帰ってくるためのお金のほうが大きかったことになります。

利用したのはエアアジアの直行便です。2歳の子も大人と同じ金額だったので、1人あたりにすると約11万円です。

予約したのは出発の2ヶ月前でした。本当はもっと早く取りたかったのですが、仕事の都合で、2ヶ月前が最短でした。出発日も7月20日ごろで、ちょうど日本の夏休みが始まる時期です。

子どもの学校が休みの時期は、航空券が高くなりやすい時期でもあります。予定を早く決められる方は、それだけで一番大きな費用を抑えられる可能性があります。航空券については、別の記事で詳しく書く予定です。

コンドミニアムは1ヶ月15万円

住まいは、Airbnbで家族向けのコンドミニアムを1ヶ月借りました。費用は15万円で、1泊あたりにすると約5,000円です。

場所は、MyTOWN(マイタウン)というショッピングモールの近くです。部屋は28階の1LDKで、冷蔵庫、エアコン、洗濯機に加えて、水もお湯も出るウォーターサーバーがついていました。

ホテルと比べると、圧倒的に安く済みました。長い期間を過ごすには、とても良い環境でした。

ただ、住まいについては大きな失敗がありました。前回の記事にも書いたとおり、先にコンドミニアムを予約してしまい、そのあとで園を決めたことです。結果として、園まで片道30分から45分のタクシー移動が毎日続きました。

家賃が安くても、送迎の時間と交通費がかさめば意味が薄れます。これから行く方は、住まいより先に園を決めてください。家賃だけで比べず、園までの距離も含めて考えることをおすすめします。

プリスクールは3週間・2人で25万円

子ども2人を、現地のプリスクールのサマープログラムに3週間通わせました。費用は2人で25万円です。1人あたりにすると約12.5万円、1週間あたりでは1人約4.2万円になります。

この料金には、昼食と工作の材料費も含まれていました。親が用意するのは、朝のおやつだけです。おやつを持たせ忘れた日は、スクールが用意していたものを無料で分けてもらえました。

園で実際に何が起きたかは、2回目の記事に書いています。

現地の生活費は30万円。Wiseのカードで払った

食費や交通費、観光など、現地での生活費はすべて約30万円に収まりました。31日で割ると、1日あたり約1万円です。

支払いには、Wise(ワイズ)のカードを使いました。日本円を入れておき、必要な分をカードの中でこまめにリンギットに換えながら使っていきました。最終的には、ほぼ使い切っています。

ただ、カードだけで済むわけではありません。ホーカー(屋台街)などは現金払いが多いので、現金が必要な場面に備えて、ATMで2回引き出しました。

食費は細かく記録していませんでしたが、30万円の中に収まっています。日用品で買ったのは、シャンプー、リンス、化粧水、乳液くらいです。

観光で使ったお金は、ほとんどがタクシー代でした。そのほかは、室内遊園地と水族館に行ったくらいです。モスクなど、無料で見学できる場所も多くありました。コンドミニアムから空港までのタクシー代は、89リンギットでした。

Wiseのカードの使い方については、別の記事で詳しく書く予定です。

121万円をどう考えるか

1ヶ月で121万円は、決して安い金額ではありません。1ヶ月で英語が話せるようになるわけではないことも、英語を教える仕事をしていればよく分かります。英語力の伸びだけで測れば、高い買い物です。

それでも、払ってみての正直な感想は、体験と経験に払う価値はあったということです。

子どもたちは、いろいろな国の人や文化に囲まれて過ごし、言葉の面でも多くのことを学んでいたようでした。帰国した今、家では英語で話してみたり、英語の音楽をかけてみんなで歌ったりしています。

映像で見るのと、その場に行って空気やにおいまで含めて五感で経験するのとでは、残るものがまったく違う。今回の1ヶ月で、そのことを改めて感じました。

これから検討する方へ

家族4人・1ヶ月の親子留学の費用を振り返って、これから検討する方に伝えたいことは3つです。

1つ目は、航空券の予算を大きめに見ておき、できるだけ早く予約することです。我が家では費用の4割近くを占めました。2歳でも大人と同じ金額だったので、子どもの人数分をそのまま見込んでおく必要があります。

2つ目は、住まいより先に園を決めることです。家賃を抑えても、送迎が遠いと毎日の時間と交通費で取り返されます。

3つ目は、カードと少しの現金を両方用意しておくことです。ほとんどはカードで払えましたが、ホーカーなど現金払いが多い場面もありました。

次の記事では、一番大きかった航空券の45万円について、予約のタイミングと、次に行くなら見直したい点を書きます。

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