マレーシア1ヶ月でATMは2回だけ|Wiseカードで生活費30万円を払った全記録

マレーシアのカフェでカードで支払う家族のイラスト 英語・子育て・教育・運動・旅

家族4人でマレーシアに1ヶ月暮らして、ATMで現金を下ろしたのは2回だけでした。生活費の約30万円は、ほとんどをカード1枚で払っています。

「1ヶ月分の生活費を、どうやって持っていけばいいんだろう」

長く滞在するとなると、ここは悩むところです。日本円の現金をたくさん持ち歩くのは不安。かといって、カードだけで本当に足りるのかも分かりません。

結論から書くと、我が家はWise(ワイズ)のカードに日本円を入れて、ほとんどをカードで払いました。ただし、現金がないと食べられない、とびきり美味しい場所もありました。

この記事は、家族4人でクアラルンプールに1ヶ月暮らした記録の7回目です。費用の総額の記事で書いた生活費30万円を、どうやって払ったかをまとめます。

  • 家族4人・1ヶ月の生活費は約30万円。ほぼWiseのカードで払った
  • カードの中でこまめにリンギットへ両替して、ほぼ使い切った
  • ホーカー(屋台街)はすべて現金のみ。ATMで下ろしたのは5万円分と3万円分の2回
  • ATMの引き出しは月25,000円まで手数料が無料(Wise公式)
  • ATMでは必ず「現地通貨で」を選ぶ

1ヶ月の生活費30万円は、ほぼWiseのカードで払った

我が家がクアラルンプールで使った生活費は、1ヶ月で約30万円でした。食費、毎日のタクシー代、日用品、観光がすべて入った金額です。

使いみち 内容
食費 外食と、部屋での料理。細かい記録はなし
交通費 Grab(配車アプリ)のタクシー。園への送迎と観光
日用品 シャンプー、リンス、化粧水、乳液など
観光 室内遊園地、水族館など。モスクなど無料の場所も多い

このお金は、日本円の現金を両替したのではなく、Wiseのカードに入れておいて、現地で使いました。

Wiseを選んだ理由は2つです。

  1. 入金が楽だった:もともとネット銀行の口座を持っていたので、そこからWiseに振り込むだけでした。海外にいるときでも、振り込めばすぐに反映されます。
  2. 両替の手数料が安かった:私が比べた範囲では、ほかの方法よりずっと安く、正直びっくりするくらいでした。

Wiseのカードは、日本円やリンギットなど、複数の通貨を1つのアカウントに入れておけるデビットカードです。使った分がその場で残高から引かれるので、クレジットカードのように後から請求が来ることはありません。

カードの中で、こまめにリンギットへ両替した

使い方で意識したのは、一度に全部を両替しないことです。日本円で入れておいたお金を、必要な分だけ、カードの中(アプリ)でリンギットに両替していきました。

いくら両替するかを、その都度スマホで決められます。おかげで、「両替しすぎた」「お金が足りない」という心配が、滞在中まったくありませんでした。最終的には、30万円分をほぼ使い切ることができました。現金でまとめて両替すると、帰国のときに余ったリンギットをどうするかで困りがちです。こまめに両替していけば、その心配は小さくなります。

Wiseの公式の説明では、リンギットの残高があれば、支払いのときに両替の手数料はかかりません。残高がない通貨で支払うと、実際の為替レートに両替手数料(0.73%〜)を足した金額で自動的に両替されます(Wise公式ブログ)。

ホーカー(屋台街)は、すべて現金のみだった

クアラルンプールでは、カードが使える場所が多くあります。ただ、カードだけですべて済むわけではありません。

現金が必要だったのは、ホーカーと呼ばれる、地元の人が通うフードコート(屋台街)です。我が家が行ったホーカーは、すべて現金のみでした。

そして、このホーカーがとにかく美味しいのです。滞在中、何回も通いました。ほかにも、美味しい魚料理のお店が現金のみでした。美味しいお店ほど現金、というのがクアラルンプールでの実感です。

ホーカー(屋台街)で現金を払う家族のイラスト

我が家は、ATMで2回リンギットを引き出しました。5万円分を1回と、3万円分を1回。1ヶ月で合わせて8万円分です。

マレーシアに長く滞在するなら、「支払いはカードが中心、現金は少しだけ手元に」という組み合わせが使いやすいと思います。

ATM手数料は、月25,000円まで無料

WiseのカードでATMから現金を引き出すときの手数料は、Wiseの公式サイトで次のように案内されています(2026年10月に確認。出典)。

項目 内容
ATMでの引き出し 1ヶ月あたり25,000円までは無料
無料枠を超えたとき 100円+1.75%の手数料
カードの発行手数料 1,200円(初回)

このほかに、ATMを置いている現地の銀行が、独自の手数料をとる場合があります。引き出す前に、画面に表示される金額を確認してください。

無料になるかどうかは、回数ではなく金額で決まります。我が家が引き出した合計8万円分は、今の条件に当てはめると、無料枠を超える金額です。条件は変わることがあるので、使う前に公式サイトで最新の内容を確認してください。

現金を使う場面が少ないなら、無料枠の中で必要な分だけを引き出すのが、手数料を抑えるコツです。

ショッピングモールのATMで現金を引き出す父親のイラスト

ATMでは必ず「現地通貨で」を選ぶ

ATMを使うときに、一つだけ気をつけたいことがあります。

ATMの画面で、「日本円に換算して引き出しますか?」という意味の選択肢が出ることがあります。これを選ぶと、ATM側の不利なレートで計算されます。必ず、現地通貨(リンギット)のまま引き出す方を選んでください。英語では「Continue without conversion」などと表示されます。

これはWiseに限らず、海外のATMやお店でカードを使うときに共通する注意点です。お店の決済端末でも、通貨を選ぶ画面が出たら、現地通貨を選びます。

サマースクールの25万円も、Wiseで払えばよかった

一つ、今になって思うことがあります。子ども2人のサマースクールの費用25万円は、Wiseではなく、自分のクレジットカードで払いました。

生活費で両替の手数料の安さを実感した今なら、これもWiseで払ってよかったかもしれない、と思っています。金額の大きい支払いほど、どの方法で払うかを先に比べておく価値があります。

カードは、出発前に余裕をもって用意する

Wiseのカードは、申し込んでから郵送で届きます。出発の直前に申し込むと間に合わないおそれがあるので、余裕をもって準備しておくと安心です。

出発前にやっておくことは、次の3つです。

  1. カードを申し込み、届いたら有効化する
  2. アプリを入れて、日本円を入金しておく
  3. アプリでリンギットへの両替を一度試しておく

これから行く方へ

家族4人・1ヶ月の生活費をWiseのカードで払ってみて、これから行く方に伝えたいことは3つです。

1つ目は、カードと少しの現金を、両方用意することです。ほとんどはカードで払えましたが、ホーカーのように現金しか使えない、美味しい場所があります。

2つ目は、両替はこまめにすることです。必要な分だけ両替していけば、帰国のときにお金が余りにくくなります。

3つ目は、ATMでは現地通貨で引き出すことです。無料枠(月25,000円まで)も意識しておくと、手数料を抑えられます。

次の記事では、クアラルンプールで子どもと出かけた場所について、お金をかけずに楽しめたところを中心に書きます。

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