結論から書きます。僕が100万円損した保険をやめられたのは、妻の一言のおかげです。
「高い勉強代と思えばいいじゃん」
この記事では、自分に合わない保険だと気づいてから半年もやめられなかった理由と、その一言で何が変わったのかを書きます。
気づいてから、半年やめられなかった
30歳のとき、友達の紹介で外資系の積立保険に入りました。毎月5万円、ボーナス月は20万円です。
払い始めて2年目、自分でお金の勉強を始めて気づきました。保障と積立が1つになったこの保険は、何にいくら払っているのかが自分で説明できない。これは僕に合っていない、と。
それなのに、半年やめられませんでした。
やめられなかったのは、お金の問題じゃなかった
理由は、お金の計算ではありませんでした。
担当の人の顔が浮かんだからです。感じがよくて、説明も丁寧で、悪い人にはどうしても見えなかった。紹介してくれた友達の顔も浮かびました。
「やめます」と言うのが、2人を裏切るような気がしたんです。
今思えば、保険の中身と、担当の人が良い人かどうかは、まったく別の話です。でも当時の僕は、その2つを切り離せませんでした。
妻の一言
半年たって、ようやく妻に相談しました。
正直、怒られると思っていました。毎月5万円、ボーナス月は20万円。家計からすれば大きな金額を、2年以上「なんとなく」で払い続けていたわけですから。
返ってきたのは、一言でした。
「高い勉強代と思えばいいじゃん」
責められるでもなく、慰められるでもなく。損は損として受け入れて、そこから何を学ぶかの話をされた気がしました。
次の日、解約しました。損したのは約100万円です。
取り戻せない損より、これからの選び方
あの一言が教えてくれたのは、たぶん2つです。
1つは、取り戻せない損にこだわっても、前に進めないこと。100万円は戻ってきません。でも、「なんとなく」で払い続ければ、損はもっと大きくなっていました。
もう1つは、お金のことは一人で抱えると決められない、ということです。半年動けなかった僕が、妻に話した翌日に動けました。誰かに話すだけで、見え方が変わることがあります。
一人で抱えないために、僕が今やっていること
あれから僕は、お金のことを決める前に、必ず誰かに話すようにしています。
まず、妻です。入るときも、やめるときも、金額が大きいものは一度話します。賛成でも反対でも、口に出すだけで自分の考えが整理されます。
次に、売る人以外の第三者です。保険を売る人は、どうしても「入る前提」で話します。それが悪いわけではなく、立場がそうだからです。だから、売らない人の意見を1つはさむようにしています。
そして、自分で少しだけ勉強することです。全部わかる必要はありません。「この保険は何にいくら払っているのか」を質問できるくらいで十分です。
この3つがあれば、昔の僕のように半年動けない、ということは減ると思います。
まとめ:お金のことを話せる相手がいますか
保険をやめられなかったのは、お金の問題ではなく、人の顔が浮かんだからでした。背中を押してくれたのは、妻の「高い勉強代と思えばいいじゃん」の一言です。
あなたには、お金のことを気軽に話せる相手がいますか。もしいなければ、昔の僕と同じように、一人で抱えて動けなくなっているかもしれません。
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筆者:Tac。高校教員13年、英語コーチ。娘5歳と息子2歳の父。家族4人でクアラルンプールに1ヶ月暮らしました。保険で損した経験から、FP資格を勉強中です。


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