マレーシアで娘が40度の熱|4人5万円の海外旅行保険とeSIMを実際に使った記録

マレーシアで娘が40度の熱|4人5万円の海外旅行保険とeSIMを実際に使った記録 英語・子育て・教育・運動・旅

クアラルンプールに滞在中、4歳の娘が39度から40度の熱を出しました。インフルエンザAでした。数日おくれて、私もかかりました。

「1ヶ月も海外にいるなら、保険はどうすればいい? SIMは現地で買う?」

出発前、航空券と住まいの次に考えたのが、この2つです。正直なところ、保険は「使わなければ無駄になるお金」だと思いながら払いました。それが、まさか本当に使うことになるとは思っていませんでした。

結論から書くと、保険は三井住友海上の海外旅行保険(家族4人・1ヶ月で5万円)、SIMはUbigi(ユビジ)のeSIM 25GB(2人で約7,000円)です。どちらも、次に行くときも同じものを選びます。

この記事は、家族4人でクアラルンプールに1ヶ月暮らした記録の続きです。費用の総額の記事で書いた保険とSIMの、中身と実際に起きたことをまとめます。

  • 滞在中、4歳の娘と父親がインフルエンザAに。娘は39〜40度の熱が数日続いた
  • 1回目の検査は陰性。2日後の再検査で陽性だった
  • 保険は三井住友海上。家族4人・1ヶ月で5万円。日本語対応の病院で丁寧に診てもらえた
  • 保険でも、薬代・通院の交通費・緊急の歯科は対象外(公式情報)
  • SIMはUbigiのeSIM 25GB。2人で約7,000円。1ヶ月足りて、電波もまったく問題なし

滞在中、娘が39〜40度の熱を出した

娘の熱は、39度から40度まで上がり、数日続きました。

すぐに病院へ連れて行きました。ところが、1回目の検査では、新型コロナもインフルエンザも陰性でした。熱は下がりません。2日後にもう一度行って検査をすると、今度はインフルエンザAの陽性が出ました。

現地には日本語で対応してくれる病院があり、説明はとても分かりやすく、丁寧に診てもらえました。40度の熱の子どもを抱えて、症状を英語で正確に伝えるのは、英語を教える仕事をしている私でも気が重い場面です。日本語で話せる病院があることは、想像していた以上に助かりました。

明るい日差しの入る、クリニックの入口

検査が1回目で陰性でも、熱が続くならもう一度受診してください。我が家は2日後の再検査で陽性になりました。「陰性だったから大丈夫」と決めつけないほうがよい、というのが今回の実感です。

父親もうつり、娘と2人で隔離生活になった

娘とは四六時中いっしょにいたので、私もインフルエンザAにかかりました。私のほうは、少し頭が痛い程度で済みました。

問題は、2歳の息子と妻にうつさないことです。そこで、私と娘の2人で、自主的に隔離生活を送りました。

今ふり返ると笑い話ですが、1ヶ月の滞在では、こういうことが起こりえます。数日の旅行なら「運が悪かった」で済みます。1ヶ月いると、家族4人のうち誰かが体調を崩す確率は、それなりに高くなります。

薬局の紙袋と子ども用のシロップ薬、領収書をファイルに入れる手

保険は家族4人・1ヶ月で5万円。選んだ決め手

海外旅行保険は、三井住友海上にしました。家族4人、1ヶ月で5万円です。

選んだ理由は2つです。

1つ目は、補償がしっかりしていることです。1ヶ月という長さを考えると、最低限の保険では不安でした。

2つ目が、決め手になった点です。提携の病院やクリニックなら、その場での支払いが不要で、帰国後の手続きもいらないことでした。

小さい子が海外で熱を出したとき、親がやることは多いです。病院を探す、連れて行く、症状を伝える、支払う、領収書をとっておく、帰国後に請求する。この全部を、子どもを抱えながらやります。その手間が減ることに、お金を払う価値があると思いました。

実際に使ってみて、病院の窓口での支払いはなく、帰国後に保険金を請求する手続きも必要ありませんでした。熱のある子どもを抱えているときに、お金と書類のことを考えなくてよかったのは、選んだときに期待したとおりでした。

テーブルの上のパスポートと書類、スマートフォン

提携病院に行くとき、何が起きるか(公式情報の整理)

この「その場で払わない」仕組みは、三井住友海上では「キャッシュレス・メディカルサービス」と呼ばれています。公式サイトの説明を、子連れの目線で整理します(2026年10月に確認。出典)。

場面 どうなるか
提携病院に行く 受付で保険証券(保険契約証・被保険者証)を見せて、サービスを頼む。治療費は保険会社から病院へ直接支払われる。パスポートの提示を求められることもある
提携病院以外に行く 行く前に三井住友海上ライン(24時間・日本語)へ電話する。医師や医療機関を紹介してもらう。先に行ってしまうと、自己負担になることがある
提携病院を調べる 保険証券に同封される「海外旅行保険のご案内」に一覧がある

出発前に、「海外旅行保険のご案内」で滞在先の近くの提携病院を1つ決めて、スマホに住所を入れておくことをおすすめします。子どもの熱は、前ぶれなく上がります。そのときに探し始めると、遅くなります。

保険で注意すること:薬代と歯科は対象外

公式サイトには、対象にならないものも書かれています。知らないと「全部払わなくていいはず」と思ってしまうので、先に押さえておきます。

  • 薬代と通院の交通費は、キャッシュレスの対象外。いったん立て替えて、帰国後に保険金を請求する
  • 緊急の歯科治療は対象外
  • 持病や妊娠・出産に関するものは、対象外になる場合がある
  • 治療のあとに「キャッシュレスにしてほしい」と言っても、認められないことがある。必ず前に連絡する

領収書は、薬局のものも含めて、全部とっておいてください。帰国後の請求に使います。

SIMはUbigiのeSIM。25GBを2人分で約7,000円

SIMは、Ubigi(ユビジ)というeSIMにしました。1ヶ月・25GBで、1人3,500円ほど。夫婦2人分で、約7,000円でした。

eSIMは、物理的なカードを差し替えるのではなく、スマホの中に通信の設定を入れる方式です。対応しているスマホなら、カードを買いに行く必要がありません。

Ubigiの公式サイトでは、マレーシア25GB・30日のプランは次のようになっています(2026年10月に確認。出典)。

項目 内容
料金 3,600円(為替で変わる)
容量・期間 25GB・30日(開通した時点から)
現地の回線 Maxis、YTL
通話 なし(データ専用)。電話はWhatsAppなどのアプリで
条件 SIMロック解除済みで、eSIM対応のスマホ

通話番号がない点は、我が家では問題になりませんでした。園とのやり取りはWhatsAppで申し込みから全部済ませましたし、タクシーもアプリ(Grab)です。

25GBで1ヶ月足りた。電波もまったく問題なかった

1ヶ月使ってみて、25GBで足りました。途中で足りなくなることはありませんでした。

電波も、まったく問題ありませんでした。病院を探すとき、タクシーを呼ぶとき、園と連絡をとるとき。娘が熱を出した数日間は特に、スマホがつながることが前提で動いていました。そこで困らなかったのは大きいです。次に行くときも、また同じものを使いたいと思っています。

子ども2人はスマホを持っていないので、SIMは大人2人分で済みました。

ノートパソコンの画面のQRコードを、スマートフォンで読み取る手

eSIMは「QRを読むだけ」。到着したら自動でつながる

使い方は、思っていたよりずっと簡単です。

  1. 日本で公式サイトから買う。メールでQRコードが届く
  2. 出発前に、QRコードをスマホで読んで、eSIMを入れておく
  3. マレーシアに着くと自動で開通する、と公式サイトで案内されています。30日はそこから数える

空港でSIMの売り場を探して並ぶ、という手間がありません。小さい子を連れて着いたときほど、これは助かります。

買ってから6か月以内に開通しないと失効する、と公式サイトにあります。出発のかなり前に買っても、そのまま置いておけます。

これから親子留学の保険とSIMを選ぶ方へ

家族4人・1ヶ月で、実際に保険を使うことになって、これから準備する方に伝えたいことは3つです。

1つ目は、1ヶ月いるなら、保険は「使うかもしれないもの」として選ぶことです。我が家は4人のうち2人がインフルエンザにかかりました。補償額の表だけでなく、病院に行く場面を想像して、手間が少ないものを選んでください。

2つ目は、日本語で対応してくれる病院と、提携病院を、出発前に調べておくことです。40度の熱の子どもを前にして、英語で説明するのは大変です。

3つ目は、SIMはeSIMで十分だったことです。QRを読むだけで、25GBで1ヶ月足りて、電波も問題ありませんでした。

次の記事では、1ヶ月の親子留学をふり返って、次に行くならこうする、という見直しを書く予定です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました