結論から書きます。家族(2人以上世帯)が1年間に払っている生命保険の保険料は、平均で35.3万円です。月にすると約2.9万円になります。
30歳のころの僕は、毎月5万円、ボーナス月は20万円を払っていました。月5万円だけでも年60万円。平均の約1.7倍です。FP資格の勉強をしていて、この数字を知ったときは正直びっくりしました。
この記事では、公的な調査の数字と、平均と比べて僕が気づいたことを書きます。
家族の保険料の平均は年35.3万円
生命保険文化センターが3年ごとに行っている「生命保険に関する全国実態調査」の2024年度版によると、2人以上世帯の年間払込保険料の平均は35.3万円でした。前回の調査(37.1万円)と比べると、少し下がっています。
この金額には、個人年金保険の保険料も含まれています。また、民間の保険会社だけでなく、かんぽ生命、JA、県民共済なども含めた数字です。
12で割ると、月に約2.9万円。家族の保険料として、毎月これくらいを払っている家庭が平均的、ということになります。
一番多いのは「年12万〜24万円未満」
平均だけを見ると、高く感じる人も多いと思います。実際、払っている金額の分布を見ると、一番多いのは「年12万円〜24万円未満」(19.3%)でした。月にすると、1万〜2万円くらいです。
次に多いのが「年12万円未満」(17.8%)、その次が「年24万〜36万円未満」(15.7%)です。
つまり、平均の35.3万円は、たくさん払っている一部の家庭に引っぱられて高めに出ている面もあります。「平均より少ないから大丈夫」「平均より多いからダメ」とは、単純には言えません。
30歳の僕は、平均の約1.7倍だった
僕が30歳で入ったのは、外資系の積立保険でした。友達の紹介で会った担当の人がとても感じのいい人で、疑うことなく契約しました。
毎月5万円、ボーナス月は20万円。月5万円だけでも年60万円で、平均の約1.7倍です。ボーナス月の分を入れると、もっと差が開きます。
それでも当時の僕は、自分が払っている金額が多いのか少ないのか、考えたことすらありませんでした。比べる数字を知らなかったからです。結局、払い始めて2年目にお金の勉強を始めて違和感に気づき、3年で解約しました。損したのは約100万円です。
平均と比べるより、大事だと思うこと
平均を知ることは、自分の家の保険料を考えるきっかけになります。ただ、勉強を続けるうちに、平均と比べることよりも大事なことがあると思うようになりました。
何にいくら払っているか、言えるか
保険料の中に、万が一のときの保障の分と、将来のための積立の分が混ざっていると、何にいくら払っているのか見えにくくなります。僕の保険がまさにそうでした。
家族によって、必要なものは違う
子どもの人数や年齢、共働きかどうか、貯金がどれくらいあるかで、必要な保障は家庭ごとに変わります。平均と同じである必要はありません。
知ってから決める
一番もったいないのは、中身を知らないまま、なんとなく払い続けることだと思います。昔の僕のように。
まとめ:まずは自分の家の保険料を知ることから
家族の保険料の平均は年35.3万円、月約2.9万円。一番多いのは年12万〜24万円未満の家庭でした。
平均より多いか少ないかよりも、自分の保険が何にいくら払っているのかを言えるかどうか。まずは、家の保険料が年いくらなのか、書き出してみるところから始めてみてください。
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筆者:Tac。高校教員13年、娘5歳と息子2歳の父。家族4人でクアラルンプールに1ヶ月暮らしました。保険で損した経験から、FP資格を勉強中です。
出典:
公益財団法人 生命保険文化センター「生命保険の保険料は年間どれくらい払っている?」
公益財団法人 生命保険文化センター「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」


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